第1回、チャート分析の基本

世界最高レベルのチャート分析を日本一わかりやすく!

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(受講生:フルカバー君)

小次郎講師直伝、チャートの極意 第01回

チャート分析の基本

アヴァトレード・ジャパンの「ゆるキャラ」のフルカバー君(※)と申します。小次郎先生、教えてください!

はじめの一歩から説明していきますよ。ところで、フルカバー君、本人確認書類は用意できるのかな?

(※)キャラクター名です。当社のカバー取引等の方法等を表すものではありません。

1、チャート分析とファンダメンタルズ分析

現状を分析して、将来の価格変動を予測する手法には、大きく分けてファンダメンタルズ分析とチャート分析(=テクニカル分析)があります。

ファンダメンタルズ分析は世界経済の変化を中心に、さまざまな価格変動要因を分析して今後の値動きを予想します。チャート分析はチャートを使って相場の現状を分析する手法です。ここで勘違いしないでほしいのは、チャート分析は将来を予想する手法ではなく、現状を正しく分析するためのツールです。

では、チャート分析で現状を正しく分析することにどんな意味があるのでしょう。現状を分析して「トレンド」を発見する。現状を分析して「エッジ」を発見する。そしてトレンドに乗る、エッジのある方に仕掛けていく。これがチャート分析の極意です。

トレンド

いったん、上昇トレンド(あるいは下降トレンド)が発生すると、その状態は継続するという性質があります。もちろん、どんなトレンドもいつか終わるのですが、明日終わるか、明日も継続するのかということを天秤にかけると継続する可能性が圧倒的に高い状態がトレンドがある状態なのです。ですから「トレンド・イズ・フレンド」という言葉があるように投資家はトレンドを見つけ、トレンドに沿った売買をするのです。

エッジ

通常、明日、価格が上がるか下がるかは50対50フィフティ・フィフティです。価格が買い手と売り手のバランスで決まっている以上、明日価格が上がっていくことが予想されるのであれば、今日の時点でそこまで買われているはずですし、価格が下がっていくことが予想されるのであれば、今日の時点でそこまで売られているはずです。
つまり今日の価格は、売り手と買い手のバランスで、明日以降上がるか下がるかが50対50フィフティ・フィフティである価格で成立するのです。

基本はそうですが、やはり市場の価格は理論どおりにはいかないもので、ときたま買い方優勢、売り方優勢という状態が発生します。それを「エッジがある」状態と言います。トレンドがある状態も、エッジのひとつと言えますし、抵抗となる価格帯を抜けたときに、そちらの方に加速する動きを見せるのもエッジのひとつです。エッジはさまざまあり、それを見つけ出すのがチャート分析と思ってもらえばいいでしょう。

2、ファンダメンタルズ分析の長所と弱点

長所

ファンダメンタルズとは各国の金利であったり物価であったり景気であったり、為替の変動に影響する材料のことです。価格が変動する一番の要因はファンダメンタルの変化によるものですから、そのような材料を分析することはとても大事なことです。

弱点

現在知られている材料がどの程度価格に織り込み済みなのかがなかなかわかりません。すでに多くの人に知られているニュースは、すべて現在の価格に織り込まれているとも言えます。ということはいくらいい材料であったとしても、これからさらに上がるということにはつながらないのです。ここの見極めがとても難しいのです。

そして、ファンダメンタルズ分析では具体的にここで買う、ここで売るというシグナルを発してくれません。そのためファンダメンタルズ分析をトレードルールに組み入れることは困難です。トレードルールを作れないというのがファンダメンタルズ分析の大きな弱点です。

3、チャート分析の長所と弱点

長所

チャート分析ではテクニカル指標(例、移動平均線等)を使うことによって、ここで買う、ここで売るというシグナルを出してくれます。それによりトレードルールを作るのに役立ちます。また、チャート分析はどの通貨ペアでも、株式でもコモディティでも共通ですから、ひとつマスターしただけですべてに使うことが出来るというメリットもあります。

弱点

どんなにチャート分析を究めても、将来のことが見通せるわけではありません。そしてチャート分析のシグナルにはしばしばだましがあります。ですから、チャート分析で買いシグナルが出たとしても、これから上がっていくと思うのではなく、「買い」に優位性が出たと、あくまで確率的に捉えていくことが大切です。

トレードを予想のゲームではなく、確率のゲームと捉えることが安定的に勝つためにとても必要なことです。その確率の高いところを教えてくれるのが、チャート分析なのです。絶対はありませんが、そのことを理解して活用すれば大きな武器となります。

4、チャート分析の優位性

ファンダメンタルズ分析もチャート分析も長所と弱点があります。ですから、どちらかの分析に偏ることなく、併用している人が多いです。

私がチャート分析の研究を始めた理由は、トレードにおいて勝つためにはトレードルール作りこそが重要だと思ったところからです。そしてトレードルールを作ろうと思ったら圧倒的にチャート分析の方が有効でした。

そして、チャート分析にはまだ知ることの出来ない早耳情報をしることが出来るというメリットもあるのです。

5、早耳情報を教えてくれるチャート分析

2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。未曾有の震災により株式市場が急落するというのは誰でも想像が付くと思いますが、この震災により為替が大幅に円高になるということを誰が予想出来たでしょうか?どこか海外の国で大きな災害やテロが起こったとき、皆さんは、その国の通貨が上がると思うでしょうか?

この震災のときに大きく利益を出したのは海外のチャート分析により売買をするトレーダーたちでした。彼らは極東の日本で何が起こったかは知りませんでしたが、異常な売りシグナルを示すチャートを見て、何かが起こっていることは知っていました。

このように価格に影響を与える事件が起こったとき、それは必ずチャート上にサインが出てくるのです。ですから、チャートの達人はどんな情報網を持ったファンダメンタルズの達人よりもいち早く何かが起こっていることを知ることが出来ます。

ほとんどの人が知っている古びた材料で売買するよりも、チャート分析を活用することがトレーダーには有効です。

6、トレンド系とオシレーター系の指標

テクニカル指標には大きく分けると、トレンド系のテクニカル指標とオシレーター系のテクニカル指標があります。これを使い分けることが大切です。大雑把に言えば、ろうそく足と同じ場所に描かれているのがトレンド系のテクニカル分析。その下に別枠が用意され、例えば0から100の目盛りがあって、その中で波のように折線が動くのがオシレーター系のテクニカル分析です。

トレンド系のテクニカル分析は文字通り、現在トレンドがあるかどうか、そのトレンドが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを分析します。それに対して、オシレーター系のテクニカル分析は、現在仮に上昇トレンドだとして、既に加熱して買われすぎているのではないかということを分析し、逆に下降トレンドのときに、既に売られすぎているのではないかということを分析するためのものです。

投資家の中にはトレンドフォロー派の投資家、カウンタートレード派の投資家というのがいます。もちろん両方を併用している人もいます。

トレンドフォロー派・カウンタートレード派

【トレンドフォロー派(=順張り投資家)】トレンドに沿って、上昇トレンドであれば買い、下降トレンドであれば売るという手法をとる投資家のこと。
【カウンタートレード派(=逆張り投資家)】上昇トレンドが過熱しすぎていると判断すれば天井が近いと予想して売り、下降トレンドが行きすぎていると判断すれば底が近いと予想して買うという手法をとる投資家のこと。

トレンドフォロー派に向いているのがトレンド系のテクニカル指標、カウンタートレード派に向いているのがオシレーター系のテクニカル指標です。

チャート分析
【トレンド系】移動平均、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリック等
【オシレーター系】モメンタム、相対力指数(RSI)、ストキャスティクス、RCI等

トレンド系チャート分析とオシレーター系チャート分析の使い分け

トレンドが明確であれば、そのトレンドに付いていくというのが投資の基本です。つまり上昇トレンドなら買う、下降トレンドなら売るということです。トレンド系指標はそれを教えてくれます

この時、ポイントなのは、トレンドがあると言っても小さな(つまり短期間の)トレンドではないか?既にトレンドの終盤になっていないか?ということを注意深く探る必要があります

もみあい相場のとき活躍するのがオシレーター系の指標です。

もみあい相場の時にはオシレーター系の指標を使って、買われすぎていれば売る。売られすぎていれば買うという手法が有効です。つまり逆張り戦法となります。

トレンドがある時でも、オシレーター系の指標を使って天井を素早く察知し、天井をつける前から売りを作るという逆張り戦法もあります。ただそれは非常に難易度が高いということも頭においてください。オシレーター系で買われすぎのサインが出て、天井だと思って売りを作ったら、それからさらに値段が上がっていって大きなマイナスが出たという失敗例がよくあります。

トレンドがあるときはトレンドについていくのが一般投資家には一番わかりやすいのです。

7、トレンド系指標とオシレーター系指標でシグナルが違うとき

トレンド系の指標とオシレーター系の指標を同時に分析すると同じチャートなのに全く別の結果が出てくることがあります。たとえば上昇トレンドがどんどん勢いを増していくと、トレンド系のテクニカル指標では買いサインが出ますが、オシレーター系のテクニカル指標では売りサインが出ることがあります。

そのときはオシレーター系のサインを注意信号として受け止めてください。上昇トレンドが続いているが、そろそろ利益確定の売りが出てくるかもしれないから気をつけようと。そういった意味で、トレンド系のテクニカル分析とオシレーター系のテクニカル分析は最低ひとつずつ一緒に分析することが賢明なやり方です。

(※次回は「移動平均線」)

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小次郎講師直伝、チャートの極意「第1回、チャート分析の基本」でした。

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